すべての動物に共通ですが、頻繁に叱ってしまうと、動物たちは委縮してしまいます。そのため、何かを教える時には「叱る」のではなく「褒める」ことが大切です。
食事やトイレ、生活環境や室温などは、動物によってそれぞれ注意点があります。不安なことがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

インフォームドコンセントとは、飼い主様に対して治療法や薬などの説明を十分に行い、同意をもらったうえで治療を行うことです。

例えば、犬や猫が糖尿病を患い、インスリンを打つことになったら、

• 「どんな薬を使うのか」
• 「飼い主が打つことは可能なのか」
• 「病院へ通う頻度は？」

といった事項を納得してもらえるまで詳しく解説いたします。
複数の選択肢の中から飼い主様と相談を重ね、よりよい選択ができるように心がけております。

セカンドオピニオンとは、診療に不安を覚えた飼い主様が他の獣医師からも意見を聞くことです。これにより、より安心してもらった状態で治療を進めていけます。

治療法や薬の処方などは、獣医師によって判断が異なることも少なくありません。複数の意見を取り入れることで、飼い主様にとってベストな選択ができると考えております。

セカンドオピニオンによって獣医師との関係性の悪化を懸念される飼い主様もいらっしゃいますが、当院ではそのような対応は決していたしません。少しでも不安を覚えた方は、お気軽にお申し付けください。

動物たちは、言葉を発せられません。そのため、「痛い」「苦しい」といった訴えを私達に伝えることはできないのです。

当院では動物たちへの触り方や室内の環境、急激な変化などを極力避け、動物たちが不安にならないような治療を心がけております。

また、動物の種類に合った対応も心がけており、入院時などにはそれぞれの動物が一番リラックスできる環境を整えるよう、配慮しております。安心してお任せください。

当院では、歯科治療にも力を入れております。
例えばワンちゃんの場合、成犬の約8割が歯のトラブルを抱えているのです。主に歯垢が溜まることによる歯石の付着、そして歯周病へと進行します。

口内環境が悪化した状態を放置すると、口の中や外に穴が空いたり、あごの骨が折れてしまったりする恐れがあります。そのため、日ごろからのケアとチェックが大切です。
「磨き方がわからない」「嫌がってしまう」などございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

避妊・去勢手術の目的は、子孫をつくらないことはもちろん、高齢になった際のリスク軽減にも効果があります。子宮蓄膿症の発生率が高く、年に3～5％もリスクが上がってきます。15歳の時点で75％の確率となり、治療が遅い場合は死に至る場合もあるのです。
また雄犬の場合は、前立腺などの疾患のリスクを軽減できます。
さらに避妊・去勢手術を行うと、マーキングなどの問題行動を抑制するというメリットもあります。

ただし、長期的にみると代謝が落ちるため太りやすい傾向にあります。
体重管理についても詳しくお話いたしますので、不安なことがある場合は何でもご相談ください。

当院では犬や猫の場合、5歳までに1回、5歳を超えたら最低でも年に1回の健康診断を受けることを推奨しています。
動物たちは言葉を話せないため、早期発見が何よりも重要です。そのためにも、定期的な診断が大切になってくるのです。

当院では健康診断の他、犬や猫の感染症の予防接種、ワクチン接種、ノミ・ダニの予防など、動物たちが健康に過ごすための様々な診療がありますので、気になる方はお気軽にお申し付けください。